朝方いつも見ているニュースを見ていたら、
どうやら、最近の大型ハンバーガーチェーンなどは
値段を下げることをするのではなく、
”素材”を良くしたり、”ボリューム”を出したり
と、高付加価値をつけるような商品を出して
いるらしいです。
散々、不景気と騒がれて来て、
少しでも安いものを買おうという消費者の動き。
そして、少しでも安いものを生産しようとするメーカー。
物価が下がりつづける現象のことを”デフレ”と言います。
供給が需要を上回ることで発生し、結果として物価は下がります。
企業は減収となり業績が悪化し、多くの失業者を出すため不況につながります。
物価が下落しても需要の上昇が見られず、
さらにデフレを進行させる悪循環を「デフレスパイラル」といいます。
一見、物の値段自体が下がり、一人一人の消費者が
それを買うことはいいことだと思いますが、
これを国民全体が行いだすと、
結果的には、メーカー、企業の収益が減り、
その穴埋めとして従業員の給料のカットにもつながって
来ますね。
そういった悪循環を打破すべく、
ハンバーガーショップは、高付加価値をつけたものを
販売し始めたのです。
コンビニも値段は通常だが、
食材にこだわった良質な弁当などを発売し始めました。
そう言った点は、多くの飲食店でも見習っていかないと
いけませんね。
もちろん、僕らも日々、メニューを考えるときには
付加価値のあるものを考えています。
「より良いものを、お客様へ。」
そういった精神をもつことで、
お客様にも伝わり、お客様もまた
「少し高くても、より良いものを買おう(食べよう)」
といった気持になってくれれば
きっとより良いお店とお客様。企業と顧客の関係が気づいて
いけると思います。
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